Audible(オーディブル)のコイン制は改悪?使ってわかったメリットとデメリット

以前は聴き放題サービスであったオーディオブックサービスAmazon Audibleがコイン制となり、「サービス改悪」と言われています。

しかし、解約後であっても聴けたり、タイトルの返品・交換が可能であったり、コイン制には、聴き放題サービスにはないメリットがあり、一概に「サービス改悪」とは言えません。

実際に、Audibleを使ってわかったコイン制のメリットとデメリットを整理し、コイン制の楽しみ方をご紹介します。

Audibleは聴き放題を終了しコイン制になる

2018年8月27日まで、Audibleは月額1,500円で聴き放題でした。

しかし、2018年8月28日以降、毎月1つ付与されるコインで好きなタイトルを購入する「コイン制」となり、現在もAudibleはコイン制となっています。

キクカちゃん

キクカちゃん

聴き放題からコイン制に変わったってことは、サービスが改悪されたってこと?

実は、コイン制にもメリット・デメリットがあって、一概に「サービス改悪」とは言えないんだよ。

ヨムくん

ヨムくん

Audibleのコイン制のメリットとデメリット

コイン制となったAudibleのメリットとデメリットを整理します。

Audibleが本当に改悪されたかどうか、メリットとデメリットから検証しましょう。

コイン制のメリット

コイン制のメリットは以下の3点です。

コイン制のメリット
  1. 解約後も聴ける
  2. 定価よりも安い
  3. 返品交換可能

買い切りなので解約後も聴ける

コイン制では、タイトルを購入することとなるため、Audible解約後もオーディオブックを楽しむことができます。

聴き放題制ではタイトルは購入ではなく、レンタルのようなもので、解約してしまうと、Amazonへタイトルを返却していました。

コイン制に移行後はタイトルを返却する必要がなく、解約後も自分のお気に入りのタイトルを自分のものとして聴くことができます。

定価の3〜4割安く購入できる

1か月1,500円で楽しめるコイン制と一般的な書籍の価格を比較すると、Audibleのコイン制の方が定価の3〜4割安く本を楽しむことができます。

キクカちゃん

キクカちゃん

1冊2,000円以上する本でも、1,500円のコインで聴けるってお得だね。

聴き始めても返品交換できる

Audible会員は、本を聴き始めた後もタイトルを返品することができます(ただし、タイトルを購入後365日以内に限る)。

タイトルを聴いてみたらイメージと違ったり、ナレーターの声がなじまなかったりした場合など、返品制度が利用可能です。

タイトルを返品すると、コインが戻り、新たなタイトルと交換することができます。

短期間で何度も返品するような悪質な返品は、受け付けられない可能性があるので注意!

ヨムくん

ヨムくん

コイン制のデメリット

コイン制のデメリットを2つお伝えします。

コイン制のデメリット
  1. 購入できる本は1冊のみ
  2. 本の聴き放題はできない

追加費用無しでは毎月1冊しか本を購入できない

Audibleのコイン1枚で本が1冊聴けるようになっており、2冊・3冊…と聴きたい場合には、追加購入しなくてはいけません。

しかし、Audible会員はタイトルの交換を申し出れば、1冊聴き終えた後に新たな1冊を聴き始めることができるため、使い方次第では2冊以上の本を聴くことができます。

会員特典の「タイトルの交換」をうまく使えば、1か月に2冊以上の本が聴けそうだね。

ヨムくん

ヨムくん

たくさんの本を聴きまくることができない

コイン制では、たくさんの本を聴きまくることができません。

本の聴き放題サービスではないため、追加料金を払わない限り、タイトル1つずつ楽しむこととなります。

たくさんのタイトルを並行して聴きたい人には物足りないかもしれませんが、1冊ずつ楽しむスタイルの人ならば特に問題ないかもしれません。

Audibleのコイン有効期限を確認する方法

Audibleのコイン有効期限を確認する方法を3点お伝えします。

コインの有効期限を確認する方法
  1. 発行日から計算する
  2. 返品日から計算する
  3. カスタマーサービスへ問い合わせる

コインの有効期限が迫っていても、Amazonから通知が来ないんだよ。

ヨムくん

ヨムくん

キクカちゃん

キクカちゃん

自分で、コインの有効期限を把握しておかなきゃいけないんだね!

発行日から計算する

コインの発行日をもとに、コインの有効期限を確認できます。

コインの有効期限は、コインが発行された日から起算して6カ月間です。

ご利用開始日から1か月ごとにコインが発行されるルールのため、ご利用開始日をもとにコインの発行日を求めれば、コインの有効期限がわかります。

コイン発行日から計算する
  1. Amazonアカウントでログインし、Audibleの「ご利用開始日」を確認する
  2. 利用開始日からコイン発行日を求める
  3. コイン発行日から6か月後がコイン有効期限とわかる

返品日から計算する

返品日からコインの有効期限を調べることもできます。

タイトルが返品された日から起算して6カ月間がコインの有効期限です。

タイトル返品日から計算する
  1. Amazonアカウントでログインし、「購入履歴(返品)」を開く
  2. タイトルに書かれている返品日を確認する
  3. タイトル返品日から6か月後がコイン有効期限とわかる

カスタマーサービスへ問い合わせる

コイン発行日やタイトル返品日から有効期限を調べるのが難しい場合、Amazonのカスタマーサービスへ問い合わせれば、コインの有効期限を教えてくれます。

お問い合わせフォームへ必要事項を入力し、回答が届くのを待ちましょう。回答は電話もしくはメールで届きます。

Audibleはこんな人におすすめ

Audibleがおすすめな人をまとめます。

Audibleがおすすめな人
  • 1か月に聴く本の冊数が多くない
  • 交換を利用して1冊ずつ楽しみたい
  • スキマ時間を使って、読書をしたい
  • 解約後も一度購入した本を聴きたい
  • 紙の本より安い価格で、本を聴きたい

Audibleは聴き放題サービスではないため、たくさんの本を聴くことはできません。

しかし、1冊ずつ聴きたい人や交換をうまく利用できる人ならば、解約後も、Audibleのサービスにも満足できるのではないでしょうか。

キクカちゃん

キクカちゃん

わたしは、1冊ずつじっくりと作品を楽しみたいから、Audibleのコイン制がピッタリかも!

ぼくは、一度購入した本を解約後も聴きたいから、Audibleのコイン制は嬉しいな。

ヨムくん

ヨムくん

Audibleのコイン制は改悪?使ってわかったメリットとデメリットまとめ

Audibleのコイン制のメリット・デメリットならびにコインの有効期限について、まとめました。

Audibleのコイン制は一長一短あり、必ずしもサービス改悪とは言えません。

たくさんの本を聴けないというデメリットはありますが、自分の使用頻度や利用方法と合えば、臨場感あふれる作品を楽しむことができるAudibleは本好きにとって魅力的なサービスです。

ご興味があれば、ぜひ一度試してみてください。

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