「本を聴く」というフレーズを見かけることが増えましたが、実際に本を聴いている人はまだまだ少ないようです。
「本は読むもの」という意識が強い中、「聴く読書」と言われても、やり方もわからないし、なかなか浸透しないのが現実でしょう。
本記事では、普段からオーディオブックで読書を楽しんでいる経験をもとに、オーディオブックの使い方を解説します。
本記事をご覧いただければオーディオブックの使い方が理解できるようになり、充実の読書ライフに役立つことでしょう。
無料でオーディオブックが楽しめるサービスも紹介しています。
ぜひ、最後までご覧ください!

ヨムくん
さわれる目次
オーディオブックとは
オーディオブックとは、耳で聴く本のことです。プロのナレーターや声優が書籍を朗読し、音声コンテンツ化したものです。音声を聴くため、読まずに本を楽しむことができます。
日本でオーディオブックが始まったのは1980年代のカセットブックからです。時代の移り変わりと共に、媒体がカセットテープからCD、CDから音声コンテンツへと変化していきました。
近年はスマートフォンの普及により、インターネットからダウンロードして楽しむ音声コンテンツが主流となり、スキマ時間を使って耳だけで読書ができるオーディオブックへの人気が高まっています。

キクカちゃん
スマホがあれば、通勤中や家事の合間に音声コンテンツが楽しめますね。
オーディオブックの主要サービス
オーディオブックが利用できる主要サービスを7つ紹介します。
- Amazon Audible(オーディブル)
- audiobook.jp(オーディオブック)
- Google Play ブックス
- Kikubon (キクボン)
- Himalaya(ヒマラヤ)
- digigi(でじじ)
- LisBo(リスボ)
オーディオブックは、Amazon Audibleやaudiobook.jpなどのダウンロードサイトからコンテンツをダウンロードし、自分のスマホやタブレットから聴きます。
各サービスごとに専用アプリが準備されており、アプリを使ってオーディオブックを視聴することが多いです。
mp3形式で音声コンテンツをダウンロードできる場合もありますが、アプリを使う方法が最も手軽にオーディオブックを楽しめる方法でしょう。

キクカちゃん
オーディオブックを始めたいけれど、どのサービスが人気なのかなぁ?
主要オーディオブックサービスの中でも、特に人気があるものはAmazon Audibleとaudiobook.jpの2つです。
Amazon Audibleは圧倒的なコンテンツ量が魅力で、40万冊以上の取り扱いがあります。また、audiobook.jpは和書の取扱量が最も多いです。
オーディオブックが人気の理由
オーディオブックが人気の理由を3点まとめます。
- 本を持ち歩く必要がない
- 時間の有効活用ができる
- 読書が苦手な人でも読書が楽しめる
本を持ち歩くと嵩張りますが、スマホさえあれば、いつでもどこでもオーディオブックを楽しめるため、非常に便利です。
また、聴く読書はスキマ時間を使って行うことが可能なので、時間の有効活用ができる上、たとえ文章を読むのが苦手であっても、読書が楽しめます。
オーディオブックで、読書の裾野がぐんと広がりました。

ヨムくん
オーディオブックの便利な使い方
オーディオブックの便利な使い方をシチュエーション別に5つ紹介します。
- 活字が読むのが苦手・読む気が起きないとき
- 好きな声優や俳優、ナレーターを選んで楽しみたいとき
- 家事や手が離せないとき
- たくさんの数を読書したいとき
- 勉強や自己啓発に活用するとき
活字が読むのが苦手・読む気が起きないときの使い方
活字が読むのが苦手・読む気が起きないときの使い方は、オーディオブックを聴き流すだけです。
また、活字を読むことに抵抗がない人であっても、目が疲れていたり、年齢と共に小さい字が読みづらくなったり、読書がしんどいなあと思うときがあるかもしれません。
「活字を追うのがしんどいな」と思うときこそ、オーディオブックを聴き、本を楽しんでください。
読書習慣がある人でも、オーディオブックを生活の一部に取り入れれば、よりいっそう本を楽しむことができます。

ヨムくん

キクカちゃん
ベッドの中で本を読みたいけれど、もう明かりを消しちゃった時も、オーディオブックならベッドの中で聴くことができますね。
好きな声優や俳優、ナレーター選びで楽しむ使い方
オーディオブックを朗読する声優さん、俳優さんやナレーターさんを選んで楽しむこともできます。
本を目で読むのとは違った楽しみ方ができるんです!

ヨムくん
特に、Amazon Audibleは作品ごとにこだわって朗読者を選んでいるため、プロの朗読やお目当ての俳優さんの声が聴きたくて利用している人もいます。
自分が好きな朗読者の声を楽しみながら、本の世界を堪能できる点もオーディオブックの魅力の一つです。
家事や手が離せないときの使い方
家事や手が離せないとき、スマホから音声を流すだけでオーディオブックが楽しめます。
ひとつのことに手を取られていても、耳が空いていれば、オーディオブックひとつで読書時間へ変更可能です。

キクカちゃん
イヤホンでオーディオブックを聴きながら、掃除や料理をすれば時間の有効活用になりますね。
時短家電に代表されるように、現代人は時間のやりくりを迫られています。
限られた時間の中で、仕事や家事をし、読書で自分磨きをするためには、時間の有効活用が不可欠です。
忙しい現代人にとって、オーディオブックは時間を有効活用させてくれる有力なアイテムのひとつでしょう。
たくさんの数を読書したいときの使い方
たくさんの数を読書したいときの使い方は、再生スピードを早めることでたくさんの本を読むことです。
オーディオブックは読み上げスピードを自分の好みに設定することができます。

キクカちゃん
たくさん読みたいときは再生スピードを上げれば、たくさん聴けますね。
勉強や自己啓発に活用する使い方
オーディオブックは語学学習などの勉強や自己啓発にこそ最適です。
語学学習を目的として、外国語で書かれた本を聴けば、発音やイントネーションまで細かく聴くことができます。
リーディング学習のみより記憶に定着しやすいため、オーディオブックによる語学学習は特におすすめです。
苦手なところを繰り返し聴いたり、速度を早めたりすれば、さらに学習効果が期待できますね。

ヨムくん
オーディオブックを楽しむ方法
オーディオブックを楽しむ3つの方法をお伝えします。
- Kindleによる音声読み上げ機能を使う
- You Tubeで朗読動画を聴く
- オーディオブックサービスを使う
Kindleによる音声読み上げ機能を使う
Kindleの音声読み上げ機能を使えば、手軽にオーディオブックが楽しめます。
スマホにKindleアプリをインストールし、音声読み上げ機能を設定すれば利用可能です。(iPhone・Androidともに可能)
- 手持ちのスマホで簡単にオーディオブックが楽しめる。
- 機械的な読み上げのため、慣れるまで聴きづらい。

キクカちゃん
アプリインストールと設定だけなら、簡単・手軽ですね。
わたしにもできそうです!
You Tubeで朗読動画を聴く
YouTubeの朗読動画でも、オーディオブックを楽しむことができます。
青空文庫などの著作権切れの作品は、YouTubeで朗読中です。
発信者さんによっては、プロ顔負けの朗読力で朗読されており、声・アクセント・間の取り方が心地よく響きます。
YouTubeの朗読動画は、オーディオブック初心者にとっても身近で使いやすいですね。

ヨムくん
聴きたい作品と動画内容が合致すれば、YouTubeの朗読動画もおすすめです。
オーディオブックサービスを使う
クオリティが高く、豊富な取り扱いコンテンツが魅力のオーディオブックサービスは、オーディオブックを楽しむ人ならば一度は利用したいサービスです。

キクカちゃん
オーディオブックサービスって難しくないのかな…。
オーディオブックサービスの使い方は、各種オーディオブックサービスで利用者登録をし、自分の読みたい本を選ぶだけです。
あとは、専用アプリをインストールし、好きな時間に好きな場所でオーディオブックを聴いてください。
オーディオブックサービスには、Kindleの読み上げやYouTubeの朗読にはない魅力があります!

ヨムくん
オーディオブックサービスならではのメリットを3つ紹介します。
- プロによる朗読が楽しめる
- コンテンツが豊富である
- 一度買えば自分のものになる
オーディオブックサービスは、ナレーターや声優さんなどのプロの朗読者による朗読であるため、非常にクオリティが高いです。取り扱っている書籍は非常に多く、Kindle音声読み上げやYouTube朗読の比ではありません。
また、YouTube朗読の場合、ある日、突然、動画が消されてしまう心配がありますが、オーディオブックサービスならば一度購入したコンテンツは削除されることなく、自分のものとなります。
そして、オーディオブックサービスは無料体験サービスがあります。「オーディオブックに興味があるけれど、どんなものかわからないし」と不安がある人は、無料体験サービスで使用感を確認してみてください。
オーディオブックを始めるならば、利用者が多い「Amazon Audible」もしくは「audiobook.jp」がおすすめです。

ヨムくん
オーディオブックの使い方まとめ
オーディオブックは、従来の「目で読む本」と異なり、「聴く読書」です。
日本では、比較的、新しいサービスですが、スマホひとつで簡単に楽しむことができます。本を読むのが苦手な人や読書時間を確保できない人にこそ試して欲しいサービスです。
特に、人気の「Amazon Audible」や「audiobook.jp」の品質や取扱コンテンツ量は、オーディオブックビギナーからリピーターまで幅広く満足できるものでしょう。興味のある人は、無料体験でオーディオブックを試してみてください。