【無料で聴ける】青空朗読とは?おすすめのポイントや本を詳しく解説

【無料で聴ける】青空朗読とは?おすすめのポイントや本を詳しく解説

オーディオブックに興味があるけれど「有料サービスを試して合わなかったら嫌だな」「アカウント登録するのが面倒」と躊躇する人におすすめしたいのが、青空朗読です。

青空朗読は完全無料で聴けるオーディオブックで、利用者登録も不要で始められます。

本記事では、青空朗読のサービス内容とおすすめの作品をまとめました。

気軽にオーディオブックが楽しめるので、ぜひ青空朗読を試してみてください。

青空朗読とは青空文庫の本を朗読してくれるサービス

青空朗読とは、青空文庫の本を朗読してくれるサービスのことです。

青空文庫ってなに?

キクカちゃん

キクカちゃん

ヨムくん

ヨムくん

青空文庫とは、「著作権の消滅した作品」と「自由に読んで構わない(著作権フリー)作品」を集めた、インターネット上の図書館のようなものだよ。

当初、青空朗読はプロのアナウンサーの社会貢献活動としてスタートし、最近は一般の方々の朗読も増えてきました。

青空朗読で聴ける作品数は、710タイトルです(2021年4月現在)。国語の教科書で読んだことがある芥川龍之介や夏目漱石、森鴎外など日本の文豪の作品も多数扱っています。

青空朗読を聴く方法

青空朗読を聴く方法は、2つあります。

青空朗読を聴くには
  1. 青空朗読のサイトで聴く
  2. アプリで聴く

ひとつめは、青空朗読のサイトへアクセスし、自分の好きな作品をウェブ上で聴きます。

聴きたい作品のページで、朗読作品を再生させましょう。

ふたつめはアプリで聴く方法です。

iPhoneやiPadがあれば、青空朗読アプリで聴けます(アプリはiOS対応のみ)。

青空朗読のポイント

青空朗読のポイントを3点解説します。

青空朗読のポイント
  1. 完全無料
  2. 朗読の質
  3. サイトの使いやすさ

完全無料でオーディオブックが聴ける

月額費用などは不要で、完全無料で青空朗読の作品を聴けます。

通常、オーディオブックサービスの利用は有料です。1,000〜2,000円ほどの月額費用で聞き放題プラン等に加入するか、コンテンツごとに代金を支払うか、オーディオブックの視聴には費用が発生します。

しかし、青空朗読はどんなコンテンツであっても、無料です。

ヨムくん

ヨムくん

利用料無料ならば、「本を聴くってどんな感じだろう」と感じているオーディオブック初心者さんにも始めやすいですね。

朗読が聞きやすい

青空朗読は、朗読の質が高く、とても聴きやすいです。

青空朗読の作品は、スタート開始当時はアナウンサーの朗読のみでした。

現在では、一般の方からの朗読も募集していますが、担当者チェックをクリアした一定基準以上の朗読に限られています。

品質のよくない朗読は掲載を見合わせられることもあり、青空朗読に掲載の作品は、非常に高品質の作品ばかりです。

朗読の質がよいと、ストレスを感じることなく聴けるね。

キクカちゃん

キクカちゃん

サイトが使いやすい

青空朗読のサイトはシンプルなデザインで、とても使いやすいです。

たとえば、作品を探すとき、5つのポイントから探せます。

  1. 作品別
  2. 作家別
  3. 朗読担当者別
  4. ジャンル別
  5. 時間別

作品や作家を指名せずとも、聴きたいジャンルや聴きたい時間から作品を見つけることができます。

数分で聴ける作品もあるため、おためしで聴くのもよいですね。

ヨムくん

ヨムくん

「なんとなく聴いてみようかな」と気軽に聴けます。

青空朗読で聴けるおすすめのオーディオブック

青空朗読で聴けるおすすめのオーディオブックをジャンル別にご紹介します。

古き良き日本文学がぎゅっと凝縮された青空朗読の世界をぜひ楽しんでください。

おすすめの小説

  • 走れメロス(太宰治)43分33秒
  • 鼻(芥川龍之介)22分55秒
  • 舞姫(森鴎外)1時間2分4秒

走れメロス(太宰治)43分33秒

太宰治の名作「走れメロス」も青空朗読で聴くことができます。

主人公メロスが友情を守り、人の心を信じることができない王を会心させる話です。

小説を読んだことがある人も、本とはまた違う感動が得られるのではないでしょうか。

鼻(芥川龍之介)22分55秒

「鼻」は芥川龍之介の作品で、夏目漱石も絶賛したと言われています。

とても長い鼻を持つ僧、禅智内供(ぜんちないぐ)は、その鼻をいつも笑われていました。鼻さえ短くすれば笑われなくなるだろうと思っていた内供ですが、鼻を短くしても笑われてしまいます。

なんとかしてコンプレックスを乗り越えた人を見ても、また笑い物にしようとする、そんな人の心理が描かれている作品です。

舞姫(森鴎外)1時間2分4秒

「舞姫」は森鴎外によって書かれた作品で、森鴎外の代表作のひとつです。

ドイツ留学をしていた豊太郎は、美女エリスと出会い、国や地位・名声、それともドイツでの暮らし・エリスとの愛を取るか苦悩します。

ヨムくん

ヨムくん

旧仮名遣いの文章ですが、流暢な朗読でスムーズに聴けますよ。

おすすめの童話・児童文学

  • おおかみと七ひきのこどもやぎ(グリム兄弟)11分59秒
  • おやゆび姫(ハンス・クリスチャン・アンデルセン)54分8秒
  • ごん狐(新美 南吉)16分24秒

おおかみと七ひきのこどもやぎ(グリム兄弟)11分59秒

小さなころに読んだことがある人も多いのではないでしょうか。

有名なグリム童話「おおかみと七ひきのこどもやぎ」も青空朗読に収録されています。

お子さんの読み聞かせを探しているパパ、ママにおすすめです。

おやゆび姫(ハンス・クリスチャン・アンデルセン)54分8秒

アンデルセン童話の「おやゆび姫」です。

かわいいおやゆび姫に、どんどんと縁談が舞い込んできますが、おやゆび姫は首を縦に振りません。最終的におやゆび姫が選んだのは、どんな道でしょうか。

少し長い話ですが、青空朗読を使えば、読み聞かせもしやすいですよ。

ごん狐(新美 南吉)16分24秒

新美 南吉の代表作である「ごん狐」です。

いたずら好きの小狐「ごん」の物語で、物語が展開するにつれて、最後は少し悲しい気持ちになるかもしれません。

絵本片手にお子さんといっしょに楽しんではどうでしょう?

キクカちゃん

キクカちゃん

おすすめの随筆・論説

  • 永日小品 過去の匂い(夏目漱石)8分25秒ほか
  • 猿蟹合戦(芥川龍之介)8分43秒
  • 自作を語る(太宰治)6分25秒

永日小品 過去の匂い(夏目漱石)8分25秒ほか

「永日小品」は、夏目漱石の日常やロンドン留学時代を題材にして書いた作品です。

今回、取り上げた「過去の匂い」のほかにも小編があり、青空朗読にも取り上げられています。「過去の匂い」はロンドン留学時代の話を書いたものです。

夏目漱石と言えば、「三四郎」などの小説を連想する方も多いでしょうが、「永日小品」のような随筆も楽しんでみてください。

猿蟹合戦(芥川龍之介)8分43秒

有名なむかし話である「猿蟹合戦」の後日談を、芥川龍之介が書きました。

むかし話の「猿蟹合戦」では、蟹の握り飯を取った猿が悪いとされていますが、本作品では猿に悪意はないと猿の無罪を主張し、蟹の報復は殺人罪だと述べています。

通常のストーリーとは異なるストーリーで、芥川龍之介の独特の世界を垣間見ませんか。

自作を語る(太宰治)6分25秒

タイトルを見ると、太宰治が自作について解説する作品かと想像しますが、実際は「自作について語りたくない」ことを語っている随筆です。

作品の中で、「創作家たるもの、自作を語ってはいけない」という信念をくりかえし表明しています。

おすすめの詩

  • 雨ニモマケズ(宮沢賢治)2分11秒
  • 散文詩 祖父(石川啄木)15分49秒
  • 蝉(中原中也)2分48秒

雨ニモマケズ(宮沢賢治)2分11秒

「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」で有名な宮沢賢治の詩です。

詩の内容を知っていても、朗読で聞くと、独特のテンポに引き寄せられます。

馴染みがある上に、短時間で聴けるので、オーディオブック初心者の方にもおすすめです。

散文詩 祖父(石川啄木)15分49秒

「一握の砂」が代表作である石川啄木の散文詩から「祖父(じい)」です。

15分を超える作品で詩にしては長めですが、小説に近い感覚で楽しめます。

散文詩は他の作品も青空朗読に掲載されているので、気になったら他の作品も聴いてみてくださいね。

蝉(中原中也)2分48秒

蝉をモチーフに書かれた中原中也の詩です。

シンプルな詩ですが、言葉と言葉の間や「僕」と「彼」の演じ分けが優れています。

無料で聴ける青空朗読でオーディオブックを試してみよう

青空朗読は、無料で聴くことができるオーディオブックであり、高品質の朗読が楽しめます。

知っている作品も多く、誰でも気軽に楽しめるため、オーディオブック初心者の方にぜひ試してほしいサービスです。

隙間時間を使って、オーディオブックデビューをしてみませんか。

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